日銀展望リポート発表、2015年度にもCPI2%実現へ

日銀は31日、先行きの経済・物価の道筋を描いた
「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を発表し、
日本経済は2%の物価安定目標実現に向けた道筋を
順調にたどっているとし、2015年度までの見通し期間
後半にかけ、2%の物価上昇率が実現する可能性が
高いとした。

同リポートでは、政府が打ち出した経済政策を反映し、
2014年度の実質国内総生産GDP)見通しを1.5%に
上方修正、2015年度の消費者物価指数(生鮮食品除く、
コアCPI)見通しを1.9%に据え置いた。