2013-10-31から1日間の記事一覧

ECB、既存LTROの期限までに一段と流動性供給=オーストリア中銀

オーストリア中央銀行のノボトニー総裁は、欧州中央銀行 (ECB)は既存の長期資金供給オペ(LTRO)の期限到来までに 一段と流動性を供給するとの見解を示した。同総裁は31日に放映されたCNBCのインタビューで 「流動性を準備していることは明らかだ」と述べ…

NZ中銀が政策金利2.5%に据え置き、来年の利上げの可能性示唆

ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は31日、 政策金利のオフィシャル・キャッシュレートを予想通り 2.5%に据え置いた。また予想される住宅・建設セクターからのインフレ圧力の 高まりに対応するため、来年利上げが必要になるとの考えを 改めて示し…

増税後の腰折れリスク、経済対策で低減=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は31日、金融政策決定会合後の会見で、 消費増税後の景気腰折れリスクは政府による経済対策などで 小さくなったと指摘、物価が2%の目標に向け順調に 上昇しつつあると金融緩和の効果に自信を示した。日銀は同日の決定会合で、半期ごとに…

世界の主要中銀との流動性スワップ取り決めを常設化=日銀

日銀は31日、カナダ銀・イングランド銀・欧州中央銀行 (ECB)・米連邦準備理事会(FRB)・スイス国立銀行 (SNB)との流動性スワップ取り決めを常設化する、 と発表した。 これまでは時限的なものだった。 今後、別途の通知があるまで存続する。発表による…

日銀展望リポート発表、2015年度にもCPI2%実現へ

日銀は31日、先行きの経済・物価の道筋を描いた 「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)を発表し、 日本経済は2%の物価安定目標実現に向けた道筋を 順調にたどっているとし、2015年度までの見通し期間 後半にかけ、2%の物価上昇率が実現する可能性が 高…

金融政策の現状維持を決定=日銀

日銀は31日の金融政策決定会合で、資金供給量 (マネタリーベース)を年間60兆〜70兆円増やす 金融政策の維持を全員一致で決めた。 現行の資産買い入れ方針も継続する。

景気への楽観的見方やや後退、米FOMCが現行規模の資産購入継続

米連邦準備理事会(FRB)は30日、米連邦公開市場委員会 (FOMC)後の声明で、月額850億ドルの資産買い入れを 当面継続する方針を表明し、経済成長に対する楽観的な見方を やや後退させた。現行の緩和規模を維持することで、鈍化しつつある 成長を引き続き下…

米財務省為替報告が独の輸出依存を批判、「世界経済にデフレバイアス」

米財務省は30日、為替報告書を発表し、ドイツの 輸出依存度の高さが欧州経済の安定を阻害し、 世界経済に悪影響を及ぼしているとの認識を示した。 中国の為替操作国認定は見送られた。日本については、日本の経済政策で 内需を拡大できるか注視していると指…

英RBS、為替取引慣行について内部調査

外国為替相場の操作疑惑をめぐり各国当局が 調査に乗り出すなか、英銀大手ロイヤル・バンク・ オブ・スコットランド(RBS)は30日、為替取引慣行に ついて内部調査を実施していると顧客に伝えたことを 明らかにした。米欧アジアの監督当局は、為替相場の基準…

ポルトガル、財政支援終了後も歳出削減継続へ

ポルトガル政府は30日、欧州連合(EU)と 国際通貨基金(IMF)からの財政支援が来年終了した後も 歳出削減を継続する方針を発表した。財政健全化を続けつつ、2015年までに税負担の 軽減を開始することを目指す、と説明した。発表文書によると、政府は公的部…

欧州銀行ストレステスト、国債保有も審査する必要=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーである バイトマン独連銀総裁は30日、ECBが実施する 銀行ストレステスト(健全性審査)を通して、 銀行が保有する国債についても審査する必要が あるとの考えを示した。ECBは2014年終盤からユーロ圏の銀行を一元的に 監督…

米連邦債務引き上げめぐる懸念、信認損なう恐れ=欧州委員長

欧州委員会のバローゾ委員長は30日、債務上限引き上げ問題を めぐる米国の問題解決能力に対し懸念が長引けば、世界における 米国の信認が損なわれる恐れがあるとの見解を示した。 ロイターとのインタビューで述べた。不透明感が投資家のリスク回避姿勢を強め…