世界の主要中銀との流動性スワップ取り決めを常設化=日銀

日銀は31日、カナダ銀・イングランド銀・欧州中央銀行
(ECB)・米連邦準備理事会(FRB)・スイス国立銀行
SNB)との流動性スワップ取り決めを常設化する、
と発表した。
これまでは時限的なものだった。
今後、別途の通知があるまで存続する。

発表によると、この取り決めは2つの中央銀行
スワップ取り決めのネットワークとして構成されており、
中央銀行が自国・地域において、いずれの他通貨によっても、
流動性を供給することを可能とする。

こうした流動性供給は、対象となる通貨に係るスワップ
取り決めの当事者である2つの中央銀行が、市場の
状況によって必要と判断した場合に行うことが可能という。