ECB、銀行審査へ早急に詳細まとめて=独銀行連盟会長

ドイツ銀行連盟(BDB)のユルゲン・フィッチェン会長は25日、
ユーロ圏の銀行に対するストレステスト(健全性審査)を含む
一連の審査について、欧州中央銀行(ECB)は早期に詳細を
まとめるべきだという見解を示した。

会長は審査について多くは未定のままだと指摘。

「この包括的審査は銀行にとって、とりわけ必要とされる
人的資源において、大きな課題であるため、こういった詳細が
可及的速やかに明らかになることが望ましい」とした。

同氏はドイツ銀行の共同最高経営責任者(CEO)も務める。

ドラギECB総裁は先週、ECBと欧州銀行監督機構(EBA)が
来年1月に銀行審査の主要な情報を公表する計画だと
明らかにしている。

一連の審査の第1段階はリスク分析で、その次に資産査定と、
銀行が様々なショックに耐え得るかどうかのシミュレーションを
行うストレステストが続く。

ECBは2014年の11月までに一連の審査を終える方針。