ギリシャの銀行、預金の元本削減リスクない=中銀総裁

12日付のギリシャの経済紙イメリシアによると、
同国中銀のプロボポラス総裁は、国内銀行には
十分な資本があり、預金の元本が削減されることは
ないとの認識を示した。

同紙によると、総裁は11日、銀行の労組代表に
「予見できる将来、預金のヘアカットの可能性はない。
銀行にはまだ多くの資本バッファーが残されており、
非銀行事業の売却によりさらにバッファーが増える
見通しだ」と述べた。

同国の大手4行は今年、総額280億ユーロ(386億ドル)
規模の資本再編を実施、資本増強を図った。