独経済、今後数カ月力強く成長=連銀月報

ドイツ連銀は16日に公表した月報で、2013年
第4・四半期と2014年第1・四半期のドイツ経済について、
製造業の回復や消費者や企業の業況感改善を背景に力強く
成長するとの見通しを示した。

一方、金融取引税が導入されれば、銀行融資に
打撃を与える可能性があると指摘した。

ドイツ連銀は12月初め、2013年と
2014年の成長率予想を引き上げた。

この日の月報で連銀は、自動車産業
中心に製造業の回復が予想されると述べた。

一方、金融取引税が導入された場合に、レポ市場に
影響を与えるとし「ユーロシステムを通じて銀行の
借り換えが進むことが予想される。これは金融政策
及び規制の観点から好ましくないことだ」との見方を
示した。