英格付けを「AAプラス」に据え置き、見通し「安定的」=フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティングスは18日、
英国の長期外貨建て及び現地通貨建て発行体
デフォルト格付け(IDR)を「AAプラス」に据え置いた。
見通しは「安定的」とした。

フィッチは英経済成長率が第2・四半期は0.7%、
第3・四半期は0.8%になったことに言及し、
英経済は前回の格付け見直し以来、力強さを増した
と指摘。

英国の格付けは「高水準の所得、多様化され柔軟な経済、
政治的、社会的な安定度の高さに裏付けられている」とした。

フィッチの世界ソブリン格付け責任者にこのほど就任した
ジェームズ・マコーマック氏は前週、英国が最高位の
「AAA」格付けを回復するには時間がかかるとの考えを
示している。