閑散相場が続くか

今週の為替相場は、海外市場がクリスマス休場入り
となる中で、閑散な取引が続くものと見られます。

米国では、超緩和策が一部解除されるなど、
目先の大きな材料が出尽くしました。

ドルは、これを受けて、対円で
104円台後半まで上昇しました。

一つの大きな区切りと見られている
105円台に、あと一歩に迫りました。

米国では、発表された景気指標も、
米経済の回復を裏付けています。

ドルにとっては、上値追いを意識する
動きが続くものと見られます。

たた、今週は各国の市場がクリスマス休場
となることで、大きな動きは期待しにくいと思います。

しかし、取引が乏しいだけに、ほんの些細な要因で、
相場が大きく振れる可能性があります。

取引が薄い分、何かあったら、
急激な動きに繋がる可能性が強いのです。

そういうことに留意する必要はあるのですが、
基本は薄商いを想定しています。

来年は、どんな相場になるのかを、
じっくり考える週だと思います。

来年も、ドルは買いだと考えたなら、
クリスマス休場明けの薄商いの中で、
ドルが急騰する可能性があると思います。

そこまで、ドル買いに確信がない場合でも、
ドルを買いだと考えたなら、105円を
窺う動きとなると思います。

どちらにしても、ドルは買いだという
イメージで年明けの相場を想定したい
と考えています。

予想レンジは、
ドル円が102.20〜107.20円、
ユーロ円が138.20〜144.20円、
英ポンド円が165.20〜173.20円、
ドル円が88.20〜95.20円。