2013-12-22から1日間の記事一覧

閑散相場が続くか

今週の為替相場は、海外市場がクリスマス休場入り となる中で、閑散な取引が続くものと見られます。米国では、超緩和策が一部解除されるなど、 目先の大きな材料が出尽くしました。ドルは、これを受けて、対円で 104円台後半まで上昇しました。一つの大きな…

今週の材料は?

今週は、欧米市場がクリスマス休場となることで、 経済指標の発表は少なくなります。日本と米国が中心の発表となります。市場に与える影響は軽微と見ています。米国では 【23日】 11月の個人所得(予想前月比0.2%増、前回0.3%増) 11月の個人支出(予想前…

米量的緩和縮小、3月まで見送るべきだった=米ボストン連銀総裁

米ボストン地区連銀のローゼングレン総裁は20日、 連邦公開市場委員会(FOMC)が18日に発表した 量的緩和の縮小について、回復の足取りが強固に なったことを確認するため来年3月まで見送るほうが 望ましかったと述べた。 ロイターの電話インタビューに応じ…

外為取引でトレーダーら結託の証拠、指標レート操作疑惑で=報道

外国為替指標レートの不正操作疑惑をめぐり 各国当局が進めている捜査で、複数のトレーダーが 利益を最大化し、損失を最小限に抑えるために 結託していたという証拠が見つかった。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が 捜査に詳しい関係者の話として…

英国の生産性低下、ゾンビ企業の影響は軽微=中銀報告書

英中銀は20日、同国の経済生産性が大幅に 低下していることについて、銀行の支援だけで 生き延びている「ゾンビ企業」は大きな原因とは なっていない、との調査報告書をまとめた。日本の「失われた10年」では、回復の見込みのない ゾンビ企業が銀行の支援を…

英国の長期格付けをAAAに据え置き、見通しはネガティブ=S&P

格付け大手S&Pは20日、英国の長期ソブリン格付けを 「AAA/A─1+」、見通しをネガティブにそれぞれ据え置いた。また、アイルランドの長期ソブリン格付けを 「BBB+/A─2」、見通しをポジティブに それぞれ据え置いた。S&Pは、英政府は引き続き「例外的な金融…

フランス「AAプラス」に据え置き、見通し「安定的」=フィッチ

格付け会社フィッチ・レーティングスは、フランスの 長期外貨建て及び現地通貨建て発行体デフォルト格付け (IDR)を「AAプラス」に据え置いた。見通しは「安定的」とした。フィッチは、フランスの資金調達上のリスクは低く、 借り入れコストも低いとし、「…

EU長期格付けAAプラスに引き下げ、予算交渉難航リスク=S&P

格付け会社S&Pは20日、欧州連合(EU)の長期格付けを 「AAA」から「AAプラス」に引き下げた。加盟国間の団結力が低下し、今後の EUの予算交渉が難航するリスクを指摘した。S&Pはここ数カ月、複数の EU加盟国の格付けを引き下げていた。S&Pは声明で「現在28カ…

独連銀総裁、銀行のLTRO資金使途めぐりジレンマ

バイトマン独連銀総裁は、欧州中央銀行(ECB)が 銀行への長期資金供給オペ(LTRO)を再開する場合、 資金が国債にばかり回ることのないよう、ECBは 対策を講じる必要がある、との見方を明らかにした。独週刊誌ビルトシャフツ・ボッヘのインタビューで述べた…

消費増税の影響は判定難しい、必要なら政策調整=日銀総裁

日銀は19〜20日に開いた金融政策決定会合で、 声明文に消費増税による駆け込み需要と反動減の 影響を注視する一文を初めて書き込んだ。黒田東彦総裁は会見で異次元緩和は2015年以降も 未曾有の国債買入れを継続する「無期限 (オープンエンド)緩和」である…

日銀が異次元緩和の継続決定、消費増税でも景気は「基調的に回復」

日銀は20日の金融政策決定会合で、資金供給量 (マネタリーベース)を年間60兆〜70兆円増やす 異次元緩和の継続を全員一致で決めた。現行の資産買い入れ方針も継続する。足元の景気は「緩やかに回復している」 との判断を据え置いた。先行きについては、来年…

米政府、2月下旬〜3月初旬に借り入れ手段枯渇=財務長官

ルー米財務長官は19日、議会指導部に書簡を送り、 連邦政府の債務上限を速やかに引き上げなければ、 2月下旬か3月初旬にも政府の借り入れ手段が 尽きるとの見通しを示した。長官は「可能な限り早期の債務上限引き上げを 謹んで議会に求める」と表明した。議…

メルケル独首相、欧州各国に経済改革求める

ドイツのメルケル首相は、19日から2日間の日程で 始まった欧州連合(EU)首脳会議で、経済改革について 拘束力のある協定を結ぶよう各国に求めた。EUの監視の下で労働市場や公的部門、教育・研究開発・ 福祉政策の改革を進めることを約束する国には、 一定の…

EU銀行破綻処理制度に批判相次ぐ、ECB総裁は支持

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は19日、 欧州連合(EU)財務相理事会で合意した 域内銀行の破綻処理制度について、 支持する意向を示した。合意内容をめぐっては、複雑すぎ、かつ資金手当てが 不足しているなどの批判が相次いでおり、欧州議会の シュルツ…