安倍首相、靖国参拝で対話への扉閉ざした=中国
中国外務省の秦剛報道局長は30日の定例会見で、
安倍晋三首相の靖国神社参拝について「中国の
指導者との対話への扉を閉ざした」とし、
中国の指導者が安倍首相に会うことはないと強調した。
同報道局長は、安倍首相が就任以来
「日中関係について計算を誤り、何度も
間違いを繰り返してきた。特に靖国参拝が
そうだ」と述べた。
「無論、中国国民はこのような日本の
指導者を歓迎しない。中国の指導者は
(安倍首相に)会うことはない」と言明した。
安倍首相は先週、現職の首相としては
2006年の小泉純一郎首相以来7年ぶりに
靖国神社を参拝。
その際、中国と韓国との関係は大切だとし、
中韓両国との首脳会談実現に意欲を示した。
一方韓国は、来月予定されていた防衛・情報活動での
協力に関する協議に参加しないと発表した。
聯合ニュースによると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)
大統領は側近との会議で、「新年は、過去の傷を
えぐることで2国間の信頼関係を台無しにし、
国民感情を害するような行為がないことを願う」と述べた。