2014-01-26 存続困難な銀行は破綻させるべき=ドラギECB総裁 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、 ECBによる銀行の資産査定やストレステスト (健全性審査)によって、存続が困難と判断された 銀行は、破綻させるべきとの見解を示した。ドラギ総裁は世界経済フォーラム年次総会 (ダボス会議)で、銀行の財務状況を 明らかにすることで、健全な銀行が 低コストで資金を調達することが可能となり、 実体経済に資金が流れるようになると指摘。その上で「存続が不可能な銀行は、 破綻させるべきだ」と語った。ユーロ圏の銀行監督は 今年11月に、ECBに一元化される。