存続困難な銀行は破綻させるべき=ドラギECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、
ECBによる銀行の資産査定やストレステスト
(健全性審査)によって、存続が困難と判断された
銀行は、破綻させるべきとの見解を示した。

ドラギ総裁は世界経済フォーラム年次総会
ダボス会議)で、銀行の財務状況を
明らかにすることで、健全な銀行が
低コストで資金を調達することが可能となり、
実体経済に資金が流れるようになると指摘。

その上で「存続が不可能な銀行は、
破綻させるべきだ」と語った。

ユーロ圏の銀行監督は
今年11月に、ECBに一元化される。