2014-01-26から1日間の記事一覧

新興国市場の動揺を注視

今週の為替相場は、新興国市場の動揺を 注視する展開が継続するものと思われます。先週は、中国の経済減速懸念や米国の 超緩和策削減を材料に、新興国市場に動揺が 走りました。新興国市場の株価が軒並み下落する一方、 アルゼンチン通貨の急落をきっかけに…

ブラジル中銀がアルゼンチンの経済動向を注視、ペソ急落受け=幹部

アルゼンチンの通貨ペソが23日に2002年以来で 最大の下げを記録したことを受け、ブラジル中央銀行の 幹部は24日、アルゼンチン経済の動向を非常に 注意深く監視していると述べた。同中銀の経済調査部門幹部フェルナンド・ロチャ氏は、 アルゼンチンペソの下…

アルゼンチン、通貨ペソの一段安を容認せず=経済財務相

アルゼンチンのキシロフ経済財務相は24日、 政府は通貨ペソの一段安を容認しない姿勢を示した。 ラジオのインタビューで語った。23日の取引でペソは 2002年以来最大の下げとなっていた。同氏は「昨日、(ペソ相場を)引き下げようとする 著しい意図が見られ…

各国は相場動いても緩和縮小を、改革に注力すべき=BIS総支配人

国際決済銀行(BIS)のカルアナ総支配人は ロイターとのインタビューで、各国は大規模な 金融緩和政策を縮小し、経済改革に注力する 必要があるとの認識を示した。インタビューは23日に世界経済フォーラム 年次総会(ダボス会議)の合間に行われた。同氏は、…

英中銀、差し迫った利上げの必要なし=カーニー総裁

イングランド銀行(英中銀)のカーニー総裁は24日、 差し迫った利上げがないことを強調し、中銀が予想よりも 早く政策金利を引き上げる可能性があるとの 観測の払しょくに努めた。カーニー総裁は世界経済フォーラム年次総会 (ダボス会議)の講演で、刺激策…

ECB、デフレ阻止へあらゆる行動とる用意=イタリア中銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ビスコ・イタリア中銀総裁は、ユーロ圏が デフレスパイラルに陥るようであれば、 ECBは追加利下げや資産買い入れを含む すべての利用可能な手段を講じる用意が あるとの見解を示した。世界経済フォーラム年次総会(ダボ…

存続困難な銀行は破綻させるべき=ドラギECB総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、 ECBによる銀行の資産査定やストレステスト (健全性審査)によって、存続が困難と判断された 銀行は、破綻させるべきとの見解を示した。ドラギ総裁は世界経済フォーラム年次総会 (ダボス会議)で、銀行の財務状況…