ユーロ圏の銀行、第1四半期に家計向け融資の基準緩和想定=ECB

欧州中央銀行(ECB)が30日公表した調査によると、
ユーロ圏の銀行は第1・四半期に家計向け貸し出しの
基準を緩めると想定している。

また、企業向けを含む全ての種類の融資で
借り入れ需要が増加すると見込んでいる。

ECBによると、ユーロ圏の銀行は、企業向け
融資基準を厳格化する割合がさらに低下し、
緩和する割合を差し引くとゼロになるとみている。

家計向け融資に関しては、さらに基準が
大幅に緩和されると想定している。

「先行きに関しては、銀行はネットベースで、
2014年第1・四半期に全ての種類の融資で
借り入れ需要が増加すると予想している」とした。

2013年第4・四半期には差し引きで
2%の銀行が企業向け融資の基準を厳しくした。

前期の5%を下回った。

調査は133行を対象に、
12月13日〜1月9日に実施した。