金融の安定をFRBの政策目標とすべき=スタイン理事

米連邦準備理事会(FRB)のスタイン理事は、
金融の安定をFRBの目標とすべきとの見解を
改めて表明した。

来月退任する予定の同理事は、国際通貨基金
IMF)のフォーラムで、金融の安定目標を
金融政策に組み込むことが「原則的に」
必要だと指摘。

政策運営上どう組み込むかは
それほど明確ではないと述べた。

スタイン理事は、この考えを
1年以上前から提唱している。

世界的な金融の安定について「われわれは
これを認識し、監視する必要がある。
米国経済にとって正しいことは、
いずれ世界にとっても有用となる」
と述べた。