ドイツ連邦銀行(中央銀行)は19日公表の月報で、
第2・四半期の経済成長率が第1・四半期から
減速するという見通しを示した。
また、内需が今後数カ月にわたり
経済成長をけん引する見込みだとした。
第1・四半期の国内総生産(GDP)伸び率は
前期比0.8%増と、3年ぶりの高成長となった。
内需と穏やかな天候が寄与した。
連銀は、第1・四半期GDPが天候要因で
押し上げられたことが、第2・四半期の季節調整済み
GDP伸び率を押し下げる要因になると指摘。
連銀はまた、外部から成長が阻害される可能性が
「著しく高まった」とし、一部の新興国市場の
リスクや東欧の地政学的な不透明感を挙げた。