今週の材料は？

今週も各国で経済指標の
発表が目白押しです。

中でも注目されるのが5日の
ECBの金融政策の発表です。

市場では、ECB高官の発言から、
今回の理事会では追加緩和策が
発表されるとの見方が多く、どの程度の
規模の追加緩和が行われるのか一段と
注目されています。

また、米国では小湯統計が発表されます。

失業率は小幅悪化する見込みで、
新規雇用者も前回を下回る見込みです。

ただ、米経済指標は総じて底堅い動きを
見せており、雇用統計の冴えない発表は
影響が少ないと考えています。

まずは、ECBの追加緩和策の
行方を見守りたいと思います。

米国では
【2日】
5月のISM製造業景況指数（予想55.5、前回54.9）

【4日】
5月のADP全国雇用者数（予想21.0万人増、前回22.0万人増）
4月の貿易収支（予想410億ドルの赤字、前回404億ドルの赤字）
5月のISM非製造業景況指数（予想55.3、前回55.2）
米地区連銀経済報告

【5日】
最新週の新規失業保険申請件数（前回30.0万件）

【6日】
5月の失業率（予想6.4％、前回6.3％）
5月の非農業部門雇用者数（予想21.7万人増、前回28.8万人増）

欧州では
【2日】
5月のスイスPMI製造業（予想55.1、前回55.8）
5月のイタリアPMI製造業速報（前回54.0）
5月の英PMI製造業（前回57.3）
5月の独消費者物価指数速報（予想前年比1.2％上昇、前回1.3％上昇）

【3日】
5月の英PMI建設業（前回60.8）
5月のユーロ圏消費者物価指数速報（予想前年比0.7％上昇、前回0.7％上昇）
4月のユーロ圏失業率（予想11.8％、前回11.8％）

【4日】
5月のイタリアPMIサービス業速報（前回51.1）
5月の英PMIサービス業（前回58.7）
4月のユーロ圏生産者物価指数（予想前年比1.2％低下、前回1.6％低下）
第1四半期のユーロ圏GDP改定値（予想前年比0.9％増、前回0.9％増）

【5日】
第1四半期の仏四半期失業率（前回10.2％）
4月のユーロ圏小売売上高（前回前年比0.9％増）
イングランド銀行政策金利発表
ECB政策金利発表

【6日】
4月の独鉱工業生産（予想前月比0.5％増、前回0.5％減）
4月の独経常収支（前回195億ユーロの黒字）
4月の独貿易収支（予想140億ユーロの黒字、前回164億ユーロの黒字）
5月のスイス消費者物価指数（予想前年比0.1％上昇、前回横ばい）
第1四半期のスイス鉱工業生産（前回前年比0.4％増）
4月の英商品貿易収支（前回84.78億ポンドの赤字）

日本では
【3日】
5月のマネタリーベース（前回前年比48.5％増）

【6日】
4月の景気動向指数速報先行CI指数（前回107.1）
4月の景気動向指数速報一致CI指数（前回114.5）

その他では
【3日】
豪中銀政策金利発表

【4日】
カナダ中銀政策金利発表