過剰なクローナ高に警戒必要、ECB緩和で=スウェーデン財務相

スウェーデンのボリ財務相は12日、欧州中央銀行
(ECB)の追加緩和を受けて通貨クローナ
妥当ではない水準に上昇しないよう警戒が必要だ
との認識を示した。

ボリ財務相は記者団に対し、「スイス経済のコスト圧力は
非常に限定的」とした上で、「ECBは現在の状況に対応して
異例の措置を取る姿勢を明確にしているため、クローナ
動きを見守ることが極めて重要」と述べた。

「これが正当化できないクローナの動きに
つながるのならば、スウェーデンにとって困難な
事態を引き落とす可能性がある。それ故、
この先過剰なクローナ高にならないことを
確実にする必要がある」と語った。