6月の月例経済報告は基調判断据え置き、個人消費を上方修正

政府は6月の月例経済報告で
国内景気の基調判断を据え置いた。

一方、個人消費について「一部に持ち直しの
動きもみられる」とし、判断を上方修正した。
20日の関係閣僚会議で報告した。

6月の月例報告では基調判断について「緩やかな
回復基調が続いているが、消費税率引き上げに伴う
駆け込み需要の反動により、このところ弱い動きも
みられる」とした。

ただ、消費増税で落ち込んでいた個人消費については
引き続き弱めとなっているものの「一部に持ち直しの
動きもみられる」とし、今年1月以来となる上方改定に
踏み切った。