2014-06-20から1日間の記事一覧

ドルを買えない材料が増えた

今週の為替相場は、ドルの買えない理由を 考えながらの動きが続くものと思われます。注目されていた米FOMCでは、 超緩和策の縮小が粛々と行われました。しかし、緩和政策を解除することには 否定的な見方も示されました。長期金利の低下を認める発言が出て、…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の発表が目白押しです。米FOMCやECB理事会が終わって、 経済指標が金融政策に与える影響は少ないと 思いますが、先行きの経済がどんな方向を 示しているのか注目されます。米国では 【24日】 4月の住宅価格指数(前回前月比0.7%上昇) …

ドイツの不動産価格上昇、中堅都市に波及=ドンブレト連銀理事

ドイツでは不動産価格の上昇がベルリンやハンブルグ等の 大都市からボン、ハノーバーといった中堅都市に 波及し始めている。歴史的な低金利で不動産投資意欲が 高まっていることが背景だ。ドイツ連邦銀行のドンブレト理事はロイターとの インタビューで、「…

物価上昇に向けた追加措置、IMFと見解の相違ない=クーレECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は20日、 ユーロ圏の物価上昇を促すための追加措置の 可能性について、ECBと国際通貨基金(IMF) との間に見解の相違はない、と述べた。欧州連合(EU)財務相理事会の会場に 入る際、記者団に述べた。クーレ専務理事は「…

出口には様々な手法、議論は時期尚早=門間日銀理事

日銀の門間一夫理事は、量的・質的緩和からの出口には 様々な方策があるが、時期や方策を議論するのは 時期尚早との見解を示した。方策としては国債償還、超過準備への 金利引き上げなどがあると指摘した。13日に開かれた学術フォーラムへの 寄稿を日銀が20…

金融機関の貸出利ザヤ縮小続く、収益基盤の確保に課題=日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は20日、全国信用金庫大会であいさつし、 金融機関の貸出利ザヤ縮小に歯止めがかかっておらず、 収益基盤の確保に課題があるとの認識を示した。黒田総裁は、足元の日本経済について、消費税率引き上げに 伴う駆け込み需要の反動減がみられて…

6月の月例経済報告は基調判断据え置き、個人消費を上方修正

政府は6月の月例経済報告で 国内景気の基調判断を据え置いた。一方、個人消費について「一部に持ち直しの 動きもみられる」とし、判断を上方修正した。 20日の関係閣僚会議で報告した。6月の月例報告では基調判断について「緩やかな 回復基調が続いているが…

英中銀、現時点で利上げ必要ない=ウィール委員

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会の ウィール委員は、直ちに利上げする必要はない との認識を示した。タカ派として知られる同委員は前日、中銀が 労働市場における緩みの幅を過大評価している 可能性があるとし、金融政策を5月時点の 見通しに…

英利上げ時期見極め、今後数カ月の経済指標が重要=マカファーティー中銀政策委員

イングランド銀行(中央銀行)金融政策委員会の マカファーティー委員は19日、今後数カ月の 経済指標が利上げ時期を決定する上で重大な 影響を及ぼすとの見方を示した。委員は講演で、「政策の正常化を開始する適切な 時期については、初夏にかけて景気の勢…

ユーロ圏の利下げ、スイスに及ぼす影響注視=中銀総裁

スイス国立銀行(中央銀行、SNB)のジョルダン総裁は 19日の政策決定会合で、ユーロ圏における最近の利下げが スイスに及ぼす影響を注視し、必要ならば行動する用意が あると述べた。記者会見用の準備原稿で発言が明らかになった。総裁はまた、スイスフラン…

独不動産価格に危険な兆候、欧州の金利低過ぎる=ショイブレ財務相

ドイツのショイブレ財務相は19日、国内の不動産価格には 一部で危険な動向が見られると指摘した上で、長期的には 欧州では流動性が過剰で金利は低過ぎるとの見方を示した。ショイブレ財務相はルー米財務長官との共同記者会見で 「ドイツの不動産部門の価格動…

デフレリスクより住宅バブルを懸念=独財務相

ドイツのショイブレ財務相は19日、ユーロ圏が デフレ状況に陥る可能性よりも、ドイツ住宅市場での バブル形成のリスクを懸念しているとの立場を示した。同氏はユーロ圏財務相会合を前に記者団に対し、 「私は欧州中央銀行(ECB)と同じ見解だ。彼らは デフレ…

非ユーロ圏出身者のEU大統領、不可能な理由ない=独首相

メルケル独首相は19日、次期欧州連合(EU)大統領に デンマークなど非ユーロ圏出身者が就任すべきではない と考える理由はないとの考えを示した。メルケル首相はこの日、ベルリンでデンマークの ヘレ・トーニングシュミット首相と首脳会談を行った。トーニン…

低インフレ状態、長期化しそうにない=コンスタンシオECB副総裁

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は19日、 低インフレが長引けばユーロ圏に害が及ぶが、 そうした事態は引き続き起こりそうにないとの見方を 示した。低インフレの長期化回避に向け、ECBは対策を 講じる用意があり、包括的な資産買い入れ プログラ…

切迫したデフレ脅威、ユーロ圏にない=中曽宏日銀副総裁

日銀の中曽宏副総裁は19日、欧州中央銀行(ECB)が 追加緩和策を打ち出したため、ユーロ圏に差し迫った デフレの脅威はないとの認識を示した。副総裁はギリシャでの講演で、ECBが中銀預金金利の マイナスへの引き下げや銀行への流動性供給など 一連の追加緩…

引き締めや緩和、市場への影響意識し適切に調整=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は19日午後、参院財政金融委員会に出席し、 金融引き締めや追加緩和など政策変更を行う際は「金融市場への 影響を意識して適切に行う」と述べた。 共産党の大門実紀史委員への答弁。黒田総裁は量的・質的金融緩和(QQE)は 「所期の効果を…