出口には様々な手法、議論は時期尚早=門間日銀理事

日銀の門間一夫理事は、量的・質的緩和からの出口には
様々な方策があるが、時期や方策を議論するのは
時期尚早との見解を示した。

方策としては国債償還、超過準備への
金利引き上げなどがあると指摘した。

13日に開かれた学術フォーラムへの
寄稿を日銀が20日公表した。

門間理事は「量的・質的緩和からの出口をいつ、
どのように行うかを議論するのは時期尚早だが、
確かなことは様々な方策があり、多くの方法が
あるということだ」と述べた。

その上で「実際の方策の組み合わせや優先順位は、
実施する時期の経済・物価情勢や金融市場の
動向次第だ」と指摘した。