欧州委員長人事、英財務相が欧州首脳を批判

オズボーン英財務相は23日、欧州委員長候補である
ユンケル前ルクセンブルク首相について、欧州首脳が
公の場と非公式の場で異なる発言をしていると批判した。

英国は、ユンケル氏が改革を進めるのにふさわしい
人物ではないとして、同氏の委員長就任に反対している。

オズボーン財務相BBCラジオで「信じられないような話だが、
今の政治では、公の場で口にしない言葉が、私的な場面で
数多く交わされている。かなり奇妙な光景だ」と発言した。

欧州委員長人事は、26〜27日の欧州首脳会議で議論される
公算が大きいが、英国に同調する国は少なくなっていると
みられている。