中国の2014年成長率、7.5%を多少下振れても容認=李克強首相

中国の李克強首相は、雇用と賃金が改善している限り、
今年の経済成長率が7.5%から多少上下に振れても
容認できると述べた。
国営の新華社が17日遅くに報じた。

新華社によると、李首相は15日に開かれた
経済シンポジウムで「われわれの発展が雇用を生み、
収入を増やし、高い質と効率性を持ち、省エネと
環境保護に配慮し、水増しがなく事実である限り、
成長率が7.5%から多少上下しても受け入れ可能だ」
と述べた。

首相は6月の訪英時、今年の成長率は
少なくとも7.5%になると語っていた。

首相はまた、目標を絞ったマクロ政策を継続し、
市場メカニズムの果たす役割を大きくする方針も示した。

さらに、発展途上国として、中国は長期にわたって
経済成長率を「合理的な範囲」で維持しなければ
ならないと述べた。