ECBのサイトにハッキング、相場に影響する情報は流出せず

欧州中央銀行(ECB)は24日、ウェブサイトが
ハッキングを受け、登録された電子メールアドレスなどの
一部が流出したことを明らかにした。

ハッカーが侵入したのは、ECBが主催する会議などの
イベントに登録した人々の情報が保存されているデータベース。

ECBによると、アドレスと引き換えにお金を
要求する匿名の電子メールが21日夜に届いたことで、
情報流出が発覚した。

データベースは内部システムとは物理的に
隔離されているといい、ECBは声明で
「内部システムからの情報や、マーケットに
影響を及ぼすデータは流出していない」と強調した。