米大統領が企業の税逃れ行為を批判、関連法成立を議会に求める

オバマ米大統領は24日、外国での法人設立を利用した
「インバージョン」と呼ばれる税逃れを行う国内企業を
批判し、こうした行為をやめさせる法案の成立を議会に求めた。

民主党の資金集めのために訪れている
カリフォルニア州の大学での発言。

大統領は税逃れ行為に励んでいる企業は
愛国的ではないと考えていると述べた。

大統領は「過去最高の企業利益となっているにも
かかわらず、小さいながらも、税回避のために
この国から逃れている大企業の集団が増えている」
と指摘。

「たとえ業務の大半を米国で行っていても、
彼らは厳密に言えば米市民権を放棄しており、
拠点は別の場所にあるとうたっている。一部の
人々はこうした企業を『脱走兵』と呼んでいる」
と述べた。