米成長率見通し、2.1%に下方修正=フィラデルフィア連銀調査

フィラデルフィア地区連銀が15日に公表した
四半期エコノミスト調査では、第3・四半期の
米成長率見通しは引き上げられたものの、
通年の見通しは下方修正された。

調査によると、第3・四半期成長率見通しは
年率換算で3.0%と、従来見通しの2.9%から
上方修正された。

第4・四半期は3.1%と、3.2%から下方修正、
来年第1・四半期は3.1%と、従来見通しから
変更はなかった。

2014年通年の成長率見通しは2.1%と、
前回5月の調査の2.4%から下方修正された。

2015年は3.1%と、従来見通しから
変更はなかった。

雇用に関しては、2014年の非農業部門雇用者数の
毎月の伸びは平均20万4800人との予想が示され、
従来予想の19万6500人から上方修正された。

失業率は7月の6.2%から年末には6.0%に
低下するとの予想が示された。

調査は43人のエコノミストを対象に実施された。