英中銀金融政策委、8月は2人の委員が25bp利上げを主張=議事録

イングランド銀行(英中央銀行)が20日に公表した
8月6〜7日の金融政策委員会の議事録で、
ウィール委員とマカファーティー委員が、
25ベーシスポイント(bp)の利上げを
主張していたことが分かった。

8月の政策委では政策金利を0.5%に
据え置くことを7対2で決定した。

ウィール委員とマカファーティー委員は、
失業率の低下を踏まえると、賃金の伸びが
加速することが予想されるとし、
利上げを主張した。

2人は「金融政策の効果の遅行性を考慮すると、
労働市場の圧力が高まる前に政策金利
引き上げることが望ましい」との考えを示した。

議事録によると、その他の委員は、インフレ圧力は
十分に高まっておらず、利上げというリスクを
とることは正当化されないと主張した。