ロシアの禁輸措置、ドイツ農家への影響は限定的=独農相

ドイツのシュミット農相は27日、ドイツ公共放送連盟
(ARD)に対し、欧米による制裁の報復としてロシアが
導入した食品の輸入禁止措置で、ドイツの農家が大幅な
被害を被る可能性は低いとの見方を示した。

同相は国内の農家は制裁をさほど深刻に捉えておらず、
ドイツはロシアに代わる新たな市場を模索している、
と述べた。

シュミット農相によるとドイツの
農業生産量全体のわずか0.5%がロシア向け。

牛乳や肉類の輸出に最も
影響が出ると見込みという。

新たな輸出先開拓に向け、ドイツ産食品・製品に
関心が高い中国に近く訪れると明らかにした。