ユーロなお過大評価、低インフレ対策の強化必要=仏首相

フランスのバルス首相は27日、ユーロは依然として
過大評価されており、欧州中央銀行(ECB)は過度な
低インフレに対処するため、一段の措置を講じる
必要があるとの考えを示した。

雇用主団体との年次会合で述べた。

内閣改造後の新政権は、改革を加速し財政再建
引き続き取り組むが、一方で欧州連合EU)が
加盟国に義務付けている債務削減に関しては、
低成長・低インフレの環境に合ったペースに
調整するよう求めるとした。

400億ユーロ規模の減税や行政手続きの
効率化を推進する考えも示した。