スコットランド住民投票は独立を否決、支持派が敗北認める
18日に実施されたスコットランド独立の是非を問う
住民投票では、反対票が50%を上回り、独立が
否決された。
独立支持派は十分な票が
得られなかったことを認めた。
スコットランド民族党(SNP)の副党首を務める
スタージョン行政府副首相は、独立が僅差で
実現せず失望したと表明。
BBCテレビとのインタビューで「スコットランドの
多くの住民と同様、私は独立支持キャンペーンに
心血を注いできた。ほんの少しのところで独立が
実現せず、本当に失望している」と述べた。
キャメロン英首相は、独立が否決されたことを受け、
独立反対派リーダーのアリスター・ダーリング氏に
祝意を示した。
独立支持派は最大都市グラスゴーなどで
優勢となったが、他の選挙区で十分な票を
得られなかった。
今回の住民投票では、有権者の97%に相当する
428万人が投票手続き登録を行った。
投票率は過去最高となった。