「日本の直接投資減少に懸念」、中国商務相が企業幹部と会談

中国の高虎城商務相は、日本の主要企業トップで
構成する日中経済協会の訪中団と会談し、日中関係
冷え込みを背景に、日本から中国への直接投資が
減少していることに懸念を示した。

訪中団の1人が23日、
匿名を条件に記者団に述べた。

訪中団には、トヨタ自動車名誉会長の
張富士夫氏ほか、約200人の企業団体幹部が
参加した。

商務相は経済活動を阻害するような、
政治関係の冷え込みは望んでいないと述べたという。

訪中団は24日、汪洋副首相と会談する予定。

当初は、習近平国家主席李克強首相との会談を
期待していたが、実現しない公算が大きい。