英当局、外為不正操作疑惑めぐり大手6行と詰めの協議=関係筋

英金融行為監督機構(FCA)は外国為替市場での
不正操作疑惑をめぐり、大手6行と集団和解に向け
詰めの協議を行っており、6行に合計20億ポンド
(32億6000万ドル)近い和解金の支払いを求める
可能性があることがわかった。

複数の関係筋によると、FCAが協議しているのはUBS、
バークレイズ、HSBC、ロイヤル・バンク・オブ・
スコットランドRBS)、JPモルガン、シティの6行。

FCAは今週に入り6行の幹部と
集団和解の可能性について協議。

関係筋の1人は、和解金の額は不正操作の度合いによって
各行により異なり、1行に対し最大3億〜4億ポンド、
その他に対しては3億ポンド以下となる可能性が
あるとしている。

実際にこの水準の和解金の支払いが課せられれば、
FCAが命じる支払い額として過去最大となる。

この件についてFCA、及び
各行はコメントを控えた。

財務省イングランド銀行(英中央銀行)、
財務省もコメントを控えている。