ユーロ圏のインフレ率低下を懸念=ECB専務理事

欧州中央銀行(ECB)のクーレ専務理事は13日、
ユーロ圏のインフレ率低下について懸念を示した。

同専務理事はニューヨークで開催されたアナリストや
エコノミスト向けの会合で、「インフレ率、及び
コアインフレ率が低下しているのは懸念に値する」
と述べた。

欧州連合EU)統計局発表の10月のユーロ圏
消費者物価指数(CPI)速報値は前年比0.4%上昇。

欧州中央銀行(ECB)は2.0%に近いが下回る水準を
中期目標としているが、これを大きく下回っている。