今週の材料は?

今週も各国で経済指標の
発表が目白押しです。

米国は金融引き締めに向けて動き出し、
欧州は追加緩和が視野に入り、
日本は既に追加緩和を実施した。

先進国がそれぞれの思惑で
金融政策の変更を行っています。

この結果、為替市場では円売りが進み、
ユーロも今一つ買いにくい通貨で、
結果としてドルが最強通貨になっています。

経済指標の発表で、こうした動きに
変化があるのか否か、注目したいと思います。

日本では金融政策決定会合が行われますが、
前回の追加緩和の検証を行うものと見ています。

米国では
【17日】
11月のニューヨーク連銀製造業景気指数(予想10.00、前回6.17)
10月の鉱工業生産速報(予想前月比0.3%上昇、前回1.0%上昇)

【18日】
10月の生産者物価指数(予想前月比0.1%低下、前回0.1%低下)
10月の生産者物価指数コア(予想前月比0.1%上昇、前回横ばい)
11月のNAHB住宅市場指数(予想55、前回54)
9月の対米証券投資ネット長期フロー(前回521億ドル増)
9月の対米証券投資ネットフロー合計(前回745億ドル増)

【19日】
10月の住宅着工件数(予想年率換算102.5万件、前回101.7万件)
10月の建設許可件数(予想年率換算104.0万件、前回103.1万件)
FOMC議事録10月28・29日分

20日
10月の消費者物価指数(予想前月比0.1%低下、前回0.1%上昇)
10月の消費者物価指数コア(予想前月比0.2%上昇、前回0.1%上昇)
最新週の新規失業保険申請件数(前回29.0万件)
10月の中古住宅販売件数(予想年率換算515万件、前回517万件)
11月のフィラデルフィア連銀景況指数(予想18.3、前回20.7)

欧州では
【17日】
9月のユーロ圏貿易収支(前回92億ユーロの黒字)

【18日】
10月の英消費者物価指数(前回前年比1.2%上昇)
10月の英生産者物価指数コア(前回前年比0.8%上昇)
11月の独ZEW景況感調査(前回マイナス3.6)
11月のユーロ圏ZEW景況感調査(前回4.1)

【19日】
イングランド銀行議事録

20日
10月のスイス貿易収支(前回24.5億スイスフランの黒字)
10月の独生産者物価指数(前回前年比1.0%低下)
11月の独PMIサービス業速報(前回54.4)
11月の独PMI製造業速報(前回51.4)
10月の英小売売上高指数(前回前年比3.1%上昇)
11月のユーロ圏消費者信頼感速報(前回マイナス11.1)

日本では
【17日】
第3四半期のGDP一次速報値前期比年率(予想2.1%増、前回7.1%減)

【19日】
日銀金融政策決定会合

20日
10月の通関ベース貿易収支(前回9606億円の赤字)