米成長率予想、10〜12月期は下方修正=米フィラデルフィア地区連銀調査

フィラデルフィア地区連銀が17日に公表した
四半期エコノミスト調査では、10〜12月期の
米成長率見通しが下方修正される一方、2014年全体の
見通しはわずかながら上方修正された。

調査は42人のエコノミストを対象に行われた。

それによると、10〜12月期の成長率予想は、年率換算で
2.7%と、従来の3.1%から下方修正された。

来年1〜3月期もこれまでの
3.1%から2.8%に修正された。

一方、2014年全体の成長率は2.2%で、
前回の2.1%からわずかながら引き上げられた。

10〜12月期の雇用者数の伸び予想は、月平均で
22万1600人程度と、前回の21万1200人から
上方修正された。

来年1〜3月期の予想は21万1200人。

前回は20万8300人。

2014年全体の伸びは月平均で20万6400人。

前回は20万4800人。

失業率予想は12月末時点で5.9%、
来年3月末時点で5.8%。

食品・エネルギーを除くコア消費者物価指数(CPI)の
前年比伸び予想は、10〜12月期が平均1.7%で、
前回の2.1%から下方修正された。来年1〜3月期も
1.9%と、前回の2.1%から引き下げられた。