ショイブレ独財務相は25日、ドイツ経済は
リセッション(景気後退)に陥ってはいない、
との認識を示した。
下院での討議の際に発言した。
この日発表された第3・四半期のドイツの国内総生産
(GDP、改定値)は、前期比プラス0.1%、
前年同期比プラス1.2%だった。
同相は「リセッションではない」と強調。
「以前ほど良好な経済成長ではないものの、
潜在成長率に近い水準は維持している」と述べた。
また、ドイツは研究開発(R&D)に多額の投資を
していると指摘し、有形インフラへの投資ばかり
重視するのは筋が通らないと述べた。