2014-11-26から1日間の記事一覧

国債買い入れの是非、来年第1四半期に判断可能に=コンスタンシオECB副総裁

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、 ユーロ圏経済を支援するための国債買入を始めるか どうか、来年第1・四半期に評価することが可能 との見解を示した。ECBはカバードボンドや資産担保証券 (ABS)の買い入れを始めており、 バランスシートの規…

日銀の上期純利益は前年比5割増、国債など利息収入増

日銀が26日発表した2014年度上期決算によると、 最終利益に当たる当期剰余金は5878億円となり、 前年同期の4006億円から47%増加した。量的・質的緩和(QQE)で大量に 買い入れた国債などの利息収入が増えた。日銀の自己資本比率は7.76%と3月末の 7.74%か…

米FRBの公定歩合議事録、3連銀が引き上げ再主張

米連邦準備理事会(FRB)が25日公表した 10月の公定歩合会合に関する議事録で、 ダラス、カンザスシティー、フィラデルフィア 3地区の連銀が公定歩合の引き上げを再び 提案していたことが分かった。 3連銀は公定歩合を25ベーシスポイント (bp)引き上げ、1.…

米司法省、顧客情報漏えいの疑いでHSBC従業員を調査=報道

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は 関係筋の話として、米司法省が英HSBCホールディングスの 従業員を、顧客の機密情報を漏えいした疑いで調査していると伝えた。情報漏えいが起こったとされるのは、HSBCが 英生命保険プルーデンシャルの大型買…

英当局、バンカメ欧州投資銀に危機管理改善求める=WSJ紙

米経済紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は 関係者らの話として、イングランド銀行(英中央銀行) 健全性監督機構(PRA)が米バンク・オブ・アメリカの 欧州投資銀行部門メリルリンチ・インターナショナルに ついて、リスク管理の手法が「単純」で…

低金利で市場の一部に過度のリスクとるおそれ=独連銀副総裁

ドイツ連銀のブーフ副総裁は25日、低金利により 社債やシンジケート融資などの一部金融市場で、 過度のリスクをとる傾向があるとの見方を示した。同副総裁は金融安定リポートでの声明で「低金利局面が 長引くほど、市場の一部に過度のリスクをとる可能性が …

ドイツはリセッションではない=ショイブレ財務相

ショイブレ独財務相は25日、ドイツ経済は リセッション(景気後退)に陥ってはいない、との認識を示した。下院での討議の際に発言した。この日発表された第3・四半期のドイツの国内総生産 (GDP、改定値)は、前期比プラス0.1%、 前年同期比プラス1.2%だっ…

中国人民銀、第4四半期指標見極めて追加策検討=陳雨露・金融政策委員

中国人民銀行(中央銀行)の陳雨露・金融政策委員は25日、 人民銀は第4・四半期の経済指標を見極め、日米の金融政策を 注視した上で、追加的な利下げと緩和策について検討する との考えを示した。 同委員は北京で行われた経済・ 財政に関するフォーラムに出…

日本は2015年0.8%成長、賃上げと公債残高がリスク=OECD

経済協力開発機構(OECD)が25日発表した 経済見通しによると、日本は2014年に0.4%程度の 非常に弱い成長にとどまるが、2015年には賃上げや 金融緩和効果を前提に0.8%成長へやや回復する見込み。必要なのは来春のしっかりとした賃上げと、 構造改革の実施…

資産価格過熱の兆候ない=中曽日銀副総裁

日銀の中曽宏副総裁は25日都内で開かれた 仏ユーロプラス主催のイベントで講演し、 日銀の大規模な金融緩和により資産価格が 過熱するなどの兆候はないと強調した。一方、大規模な国債買い入れによって市場機能が 低下しているなどの指摘に対しては、市場動…

為替は経済反映し安定望ましい、目標達成へ賃上げ期待=日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は25日、名古屋市内で記者会見し、 外国為替市場で円安が進行していることについて、 為替相場はファンダメンタルズを反映して安定的に 推移することが望ましい、との見解を示した。これまで主張してきた円安は日本経済全体に とってプラ…

物価安定目標実現へ、これからも「行動」続ける=黒田日銀総裁

日銀の黒田東彦総裁は25日、名古屋市内で講演し、 デフレマインドの転換への歩みを「ここで止めては ならない」と述べ、日銀は2%の物価安定目標の 実現に向けて「これからも行動を続ける」と語った。総裁は、昨年4月の量的・質的金融緩和(QQE)を 導入して…