カナダ中銀、政策金利を1.00%に据え置き

カナダ中銀(中央銀行)は3日、
政策金利の翌日物金利を1%に据え置いた。

中銀は「景気回復の裾野が広がる兆候が出ている」とし、
「輸出の伸びの影響が企業投資や雇用に波及
し始めている」と指摘。

物価情勢については、物価の予想を超えた
上昇は概ね一時的なものとの見解を維持した。

原油価格の下落はインフレの下押し要因に
なるとしながらも、米経済が好調なことに加え、
カナダドルの下落などで影響は緩和される
との見方を示した。