2014-12-05から1日間の記事一覧

円、一段安を見込む

今週の為替相場は、 円が一段安となりそうです。円の下値メドを探る動きが強まる中で、 ついに対ドルで120円台に下落しました。各国当局からの円安に対する警戒的な 発言は見られず、市場は円は売って 安心な通貨との見方を強めています。日本は総選挙に入っ…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国は金融引き締めへ、 欧州は追加緩和へ、 日本は既に緩和を実施しています。日欧米、三極の景気の違いが 今週の経済指標発表で 鮮明になると思います。米国では 【11日】 11月の小売売上高(予想前月比0.3%…

国債9割買い入れは過大、金利上昇時の対応困難=佐藤日銀委員

日銀の佐藤健裕審議委員は4日高知市内で記者会見し、 10月末の追加緩和に反対したことは今も正しかった と明言。国債の市中発行の9割も日銀が買い入れるのは 「過大」だと批判し、市場で財政ファイナンス (財政の穴埋め)とみなされれば経常収支の 赤字転落…

「QE実施に全会一致必要ない」、ECB総裁が反対派けん制

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は4日の 理事会後の記者会見で、ECBは景気支援に向けた 追加措置をとるか、来年初めに決定すると述べた。また、量的緩和(QE)実施の決定には全会一致は 必要ないとの考えを示し、ドイツなどいかなる国の 反対も押し切る姿勢…

カナダ中銀、政策金利を1.00%に据え置き

カナダ中銀(中央銀行)は3日、 政策金利の翌日物金利を1%に据え置いた。中銀は「景気回復の裾野が広がる兆候が出ている」とし、 「輸出の伸びの影響が企業投資や雇用に波及 し始めている」と指摘。物価情勢については、物価の予想を超えた 上昇は概ね一時…

米FRB、金融安定の役割で限界に直面の可能性=ブレイナード理事

米連邦準備理事会(FRB)のブレイナード理事は3日、 金融安定を確実にすることを目的としたFRBによる マクロプルデンシャル政策の策定はいまだ初期段階に あるとした上で、米金融セクターの監督構造が断片的で あることから、FRBは限界に直面しているとの見…

米経済は引き続き拡大、ガソリン安が消費後押し=地区連銀報告

米連邦準備理事会(FRB)は3日公表した 地区連銀経済報告(ベージュブック)で、 米経済が10月から11月にかけて引き続き拡大し、 ガソリン価格の値下がりが消費支出を後押しした との認識を示した。先行きについては複数の地区が 楽観的な見方を維持している…

日欧に景気支援で一段の行動要請、中国の取り組み評価=米財務次官

ネイサン・シーツ米財務次官(国際問題担当)は3日、 ドイツに対し、景気回復が遅れている他の欧州諸国を 支援するよう促した。一方で、これまで世界経済における主要懸念と 目してきた中国の為替政策については、中国の 取り組みを評価し、米政府が欧州に対…

英国、短期的に財政目標の達成困難=オズボーン財務相

オズボーン英財務相は3日、 秋季財政報告に 関する議会演説を行い、今年度及び来年度の 財政赤字が当初予想よりも大きくなり、 経済成長率は来年以降、減速の道をたどる との見通しを明らかにした。予算責任局(OBR)によると、国有銀行を除いた 公的部門純…