フィッチ、日本の発行体デフォルト格付けをウォッチネガティブに
フィッチ・レーティングスは、日本の発行体
デフォルト格付け(IDR)「Aプラス」を
ウォッチネガティブに指定した。
カントリー・シーリングは
「AAプラス」を確認した。
政府が消費税率10%への再引き上げを当初の
2015年10月から2017年4月に延期したことや、
グロスで見た一般政府の政府債務残高の
対国内総生産(GDP)比が2008年末時点の
184%から2014年末には241%に達する
見込みであることなどが理由とした。
フィッチは、政府の新たな財政計画などを
踏まえた上で、2015年前半に今回の措置に
関する見直しを行うとした。