IMF専務理事、ECBの量的緩和決定を歓迎

国際通貨基金IMF)のラガルド専務理事は22日、
欧州中央銀行(ECB)による量的緩和の決定に
歓迎の意を表明した。

月額600億ユーロの資産買い入れはECBの緩和政策を
強化し、ユーロ圏全域の買い入れコスト引き下げや
インフレ期待押し上げの一助となるほか、ECBの
物価安定目標の達成を支えるとの見解を示した。

その上で、専務理事は「緩和的な金融政策スタンスが、
他の分野における包括的かつ時宜にかなった政策行動を
伴うことが依然不可欠」とし、潜在成長押し上げに
つながる構造改革などの重要性を指摘した。