米FRB、年央あたりに利上げの可能性=SF連銀総裁

米サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁は30日、
引き続き今後半年ほどの間に米金利が引き上げられる
可能性があるとの見解を改めて示した。

ウィリアムズ総裁はCNBCとのインタビューで、
米連邦準備理事会(FRB)が「年央ごろ」に
利上げを開始するとの予想は「妥当な読み」
と語った。

ただ、利上げが6月、もしくは、どの
連邦公開市場委員会FOMC)会合で
実施されるかを特定するかは避けた。

「米経済は今年、良好な成長を実現する勢いを
備えている」とし、2015年の米成長率が3%となり、
失業率が年末までに5%に低下するとの見通しを示した。

「年末、もしくはそれまでに完全雇用に到達する
見通しだ」とし、インフレ率は下期にFRB
目標である2%に向け上昇し始め、来年末までに
目標に達するとの考えを改めて示した。