米西海岸の労使紛争、港湾閉鎖が3日目に突入

米西海岸を舞台にした港湾労使交渉の長期化で、
港湾の閉鎖が3日目に突入した。

仲介役として、ペレス労働長官が
サンフランシスコ入りする見通しだ。

オバマ大統領は14日、仲介役に
ペレス労働長官を派遣する意向を示した。

タイミングがいつになるかは明らかに
なっていなかったが、長官の報道官によると、
協議に加わるため17日にサンフランシスコ入り
する予定。

港湾労働者で構成する国際港湾倉庫労働組合
(ILWU)や海運会社などを代表する太平洋海事協会
(PMA)は13日に報道管制に関する調停者の要請を
受け入れた後、交渉について口を閉ざしている。

13日以降、双方が直接顔を
合わせる機会はなかったもよう。

全米小売協会の幹部はフォックス・ビジネス・
ニュースに対し、ペレス長官の仲介で双方が
意見をすり合わせ、合意が成立することを
期待すると語った。