英当局が中銀の流動性供給入札めぐり調査、2007〜2008年金融危機で

イングランド銀行(英中央銀行)は4日、2007〜2008年の
金融危機時に同中銀が行った銀行システムへの
流動性供給入札について、英重大不正捜査局(SFO)が
調査していることを明らかにした。

同中銀は声明で、SFOに調査を依頼し、
昨年11月に入札関連情報を提供したと発表。

SFOの調査が継続中であることを踏まえると、
この件について現時点でこれ以上コメントするのは
適切ではない」としている。

フィナンシャル・タイムズ(FT)は昨年11月、
金融危機発生時に実施された英中銀の流動性供給入札の
不正操作疑惑をめぐり、中銀スタッフが認識していた
可能性や関与の疑いについて同中銀が調査している
と報じていた。