ギリシャの債務減免要求は受け入れられず=ESM総裁

欧州安定メカニズム(ESM)のクラウス・レグリング総裁は、
ギリシャは債務減免を求めるべきではないとの認識を示した。

総裁は独ハンデルスブラット紙でのインタビューで
ギリシャは(欧州などからの)融資を全額返済
すべきだ」と指摘。

チプラス首相が求めている減免や債務再編について
「最近のギリシャ新政権からの発言には苛立ちを
覚える」と述べた。

チプラス政権は、改革を進めた前政権とは違う
政治的方向を志向しているようで「非常に
懸念している」と述べた。

チプラス首相が政権転覆を狙っているとスペインと
ポルトガルを非難したことは「受け入れられない」
と指摘した。