日銀は20日、国債補完供給オペの
売却上限額と連続利用日数を拡大すると発表した。
3月23日以降に実施する同オペから適用する。
銘柄別の売却上限額については、日銀が保有する
残高の100%または2000億円のいずれか小さい額に
設定されているが、上限額の部分について4000億円に
引き上げる。
また、1つのオペ先が同一銘柄を連続して
売却できる日数を、現行の最長5営業日から
最長15営業日に延長する。
日銀では、これらの措置を実施する理由について
「国債の市場取引や決済に係るストレス要因を
緩和することにより、金融調節の一層の円滑化を
図るとともに、国債決済の円滑確保にも資する」
としている。