スイス中銀、必要なら介入の用意、フランなお過大評価=理事

スイス国立銀行中央銀行)のフリッツ・ツアブリュック理事は26日、
スイスフランはなお過大評価された水準にあり、中銀は必要なら
為替介入を行う用意があると述べた。

ツアブリュック理事は講演で「スイス中銀は金融政策を
策定する上で、為替相場の動向を引き続き勘案するとともに、
金融状況に影響を及ぼす必要が生じれば、為替市場に
介入する」と指摘した。

ただ対ユーロ相場の上限撤廃については、防衛するには
代償が大きすぎるとして、決定を擁護した。