2015-03-27 スイス中銀、必要なら介入の用意、フランなお過大評価=理事 スイス国立銀行(中央銀行)のフリッツ・ツアブリュック理事は26日、 スイスフランはなお過大評価された水準にあり、中銀は必要なら 為替介入を行う用意があると述べた。ツアブリュック理事は講演で「スイス中銀は金融政策を 策定する上で、為替相場の動向を引き続き勘案するとともに、 金融状況に影響を及ぼす必要が生じれば、為替市場に 介入する」と指摘した。ただ対ユーロ相場の上限撤廃については、防衛するには 代償が大きすぎるとして、決定を擁護した。