2015-03-27から1日間の記事一覧

今週も一進一退か

今週の為替相場は、一進一退か。今週は日本の日銀短観、米国の 雇用統計と大きな材料が出ます。日銀短観は、先行き見通しが 改善する可能性が強まっています。日本経済に対する不透明感は強いのですが、 企業の業況感は改善すると見ています。これで円を買う…

今週の材料は?

今週も各国で経済指標の 発表が目白押しです。米国、欧州は足元の景気指標に 関心が集まっています。この数字次第で、為替市場に 影響が出ています。一方、日本では日銀短観が 発表されます。先行きの業況判断DIが 上昇することが予想されています。業況判断…

米大手銀、ウォール街批判に反発し上院民主党への寄付停止を協議

米大手銀行は、ウォール街批判の急先鋒である エリザベス・ウォーレン上院議員(民主党、 マサチューセッツ州選出)が大手行の解体を 求めていることに不満を募らせており、一部では 抗議の意を示すために上院民主党への寄付を 停止することが協議されている…

フランス、2016年より前に1.5%上回る成長率達成へ=バルス首相

フランスのバルス首相は27日、同国は2016年より前に 1.5%を上回る経済成長率を達成するとの見通しを示した。首相はテレビ局iTELEとのインタビューで、 「国際機関はすべて、われわれが2016年に 1.5%程度の成長率を達成し、失業率が低下する との見方を示し…

大手行の海外リスク、地域金融機関の収益力点検=2015年度日銀考査

日銀は、2015年度の考査において、大手銀行を中心に 海外向け融資などが活発化するなか、邦銀の海外関連 業務のリスク管理体制を点検する。地域金融機関については、利ザヤ縮小などで基礎的収益力が 低下するなか、地域の人口減少による営業基盤の縮小なども…

日本のAIIB参加、財務相・経再相「ガバナンス確保が必須」

麻生太郎財務相は27日の閣議後会見で、中国が主導する アジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加期限である 3月末が迫る中、いつまでに参加を決めるのかという 「日にちの問題ではない」と述べ、ガバナンス確保などの 課題をクリアする必要性を改めて強調した…

ギリシャ、ユーロ圏へ銀行救済基金12億ユーロの返金を法的要請

ギリシャは26日、欧州金融安定ファシリティー (EFSF)に返金を要求していた同国の銀行救済基金の 12億ユーロについて、改めて法的な返金要求を 行ったことを明らかにした。ギリシャは銀行救済基金の現金準備について、 EFSFに対し過払い分を返金するよう要…

スイス中銀、必要なら介入の用意、フランなお過大評価=理事

スイス国立銀行(中央銀行)のフリッツ・ツアブリュック理事は26日、 スイスフランはなお過大評価された水準にあり、中銀は必要なら 為替介入を行う用意があると述べた。ツアブリュック理事は講演で「スイス中銀は金融政策を 策定する上で、為替相場の動向を…

2015年の独成長率予想を1.8%に引き上げ、原油安受け賢人委

ドイツ政府の経済諮問委員会(5賢人委員会)は26日、 2015年の経済成長率予想を当初の1.0%から1.8%に 引き上げた。原油価格とユーロ相場の下落が背景。同委員会は声明で「原油価格は2014年10月以降大幅に 下落しており、家計の実質所得は増加し、消費支出…

ヒポ・アルペ銀問題、ECBが域内行への影響調査=関係筋

オーストリア当局が存続不能となったヒポ・アルペ・ アドリア銀行の不良資産受け皿機関(バッド・バンク) による債務返済を停止したことを受けて、欧州中央銀行 (ECB)が域内銀行の同国へのエクスポージャーに ついて調査していることが明らかになった。金…

ギリシャ国債、ECBの買い入れ対象にならず=ドラギ総裁

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は26日、 ECBは現在実施している国債買い入れ型の 量的緩和策(QE)を通してギリシャ国債を 買い入れることはできないと改めて強調した。ドラギ総裁はイタリア議会委員会に出席し、 ECBは国際支援プログラムの見直しが 完了…

物価目標、厳格に考える必要ない=原田日銀委員

26日に就任した日銀の原田泰審議委員(元早大教授)は同日夕、 日銀本店で会見し、2年で2%の物価目標達成を厳格に考える 必要はないと述べるとともに、今すぐ追加金融緩和が必要な 状況ではないとの認識を示した。一方、「物価が上がらず人々のデフレマイン…

円安進行下での輸出低迷、競争力低下や海外生産などが影響=日銀

日銀は26日、円安進行にもかかわらず、 これまで日本の輸出が伸び悩んだ背景として、 情報関連分野の競争力低下や世界的な 設備投資需要の弱さ、海外生産の加速など 構造要因も影響を与えたとの分析リポートを 公表した。2008年のリーマン・ショック以降、 …

ユーロ圏、デフレスパイラルの兆候ない=独連銀総裁

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーの ワイトマン独連銀総裁は25日、ユーロ圏が デフレスパイラルに陥る兆候は出ていない との見方を示した。同総裁はミュンヘンで行う講演の原稿で、 「インフレ率は若干マイナス圏に落ちているものの、 物価と賃金の下落に…

ギリシャ銀向け流動性支援、ECBが拡大=銀行筋

欧州中央銀行(ECB)はギリシャの銀行への 緊急流動性支援(ELA)の上限を従来の 698億ユーロから710億ユーロ強に引き上げた。銀行筋が25日、ロイターに明らかにした。同筋によると、ELA上限は「710億ユーロを やや上回る水準」に引き上げられた。

ユーロ圏経済短期的に良好、ギリシャ問題は自制を=プラートECB理事

欧州中央銀行(ECB)のプラート専務理事は25日、 ユーロ圏経済の短期的な成長について楽観的な見方を 示した。ギリシャ問題に関しては政治家と 金融当局者の双方に自制を求めた。折りしもユーロ安やエネルギー安が成長の 支えとなるなか、絶妙のタイミングで…