ギリシャ、融資返済を遅延すべきでない=ラガルドIMF専務理事
国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は16日、
ギリシャに対し融資の返済遅延は認めない考えを示唆した。
かつて先進国に対し融資の返済期限を延長したことはなく、
IMFは高い評価を守る必要があるとした。
ギリシャに関する記者団からの質問を受けての発言。
現在の状況で、ギリシャにIMF融資の返済遅延を
勧めることはできないとし、「これまで先進国が
返済期限の延期を求めたことはない」と語った。
ただ、それがギリシャから返済遅延申請があっても
認めないことを意味するのかとの質問に対しては、
「IMFへの貸し出しが最も安全なルートであることを
確実にするため(IMF)幹部は全力を尽くす」と述べ、
明確な回答は避けた。