債権団と合意なければ5日のIMF返済できず=ギリシャ議会幹部

ギリシャ与党の議会幹部は、国際通貨基金IMF)への
6月5日の債務返済について、それまでに債権団と
合意できなければ支払いは不可能との見解を示した。

ノコス・フィリス議員はテレビ放送で「交渉は重大局面を
迎えている。6月5日までに合意がなければ、現在の
資金問題からみて払われないということになる」と述べた。

その上で「支援資金がなければ債権者に支払う資金はない。
この点も含めて協議している」と指摘。

年金や給与の支払いついて、政府は
資金を確保する意向だと述べた。