為替はファンダメンタルズからかい離していない=黒田日銀総裁

黒田東彦日銀総裁は28日、主要7カ国(G7)財務相
中央銀行総裁会議に出席するため訪れているドイツの
ドレスデンでCNBCのインタビューに応じ、主要通貨の
為替レートが経済のファンダメンタルズから大きく
かい離しているとは思わないと述べた。

総裁は「現時点で、主要通貨の為替レートは経済の
ファンダメンタルズで正当化され得る関係を大きく
かい離していない」と語った。

総裁はまた、日本経済が日銀の予想通り今後2年で
拡大すれば、円高が進む可能性があるとの見解を示した。